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2025.07.22

Vol.6 大阪・関西万博でサステナビリティイベントを開催                「未来をつむぐ、草原・湖と人の関係性 Produced by GREENable」

「茅(かや)」がつむぐ、人と自然の未来

大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンのひとつ「EARTH MART(アースマート)」の茅葺き屋根には蒜山(岡山県)・阿蘇(熊本県)・近江八幡(滋賀県)などの茅が使用されています。
「いのちをつむぐ」がテーマの同パビリオンは、放送作家の小山薫堂氏がプロデュースし、設計は建築家の隈研吾氏が担当しています。
今回「EARTH MART」における環境にやさしい素材「茅」の素材提供を通して、「持続可能な人の営みを自然の中で考える」をテーマに蒜山(岡山県)・阿蘇(熊本県)・近江八幡(滋賀県)の地域が連携し、大阪・関西万博 フェスティバルステーションを会場にイベントを開催いたします。


「未来をつむぐ、草原・湖と人の関係性 Produced by GREENable」
会 期 : 2025年8月14日(木) 午前9時~午後8時
         15日(金) 午前9時~午後5時
会 場 : 大阪・関西万博 フェスティバル・ステーション内


かつて、日本には美しい草原や湖の原風景がたくさんありました。
草原と湖には多くの動植物がバランスを保ちながら生息し、中でもススキやヨシといった「茅」は縄文時代から住居の材料や牛馬の飼料に使われるなど、日本人の生活を支えてきました。人々の暮らしと密接な関係にあった草原は放置すると、温暖で雨が多い日本の気候ではすぐに森林になってしまうため、山焼き(野焼き)や草刈りなど“人が手を入れる”ことで維持されてきたのです。
今回のイベントでは、『聴く(トークイベント)』『見る(アート・パネル展示)』『触れる(ワークショップ)』の3つのアプローチで、日本人の生活を支えてきた「茅」にフォーカスし、「人と自然のつながり」について考えるきっかけを提供します。

『聴く(トークイベント)』

■「未来をつむぐ、草原・湖と人の関係性」
「EARTH MART」の象徴的な茅葺き屋根をきっかけとした、素材としての茅、 伝統文化としての茅葺き、そしてその背景にある草原や地域の未来について考えるトークセッション。

日時:  2025年8月14日(木)午後1時~2時
場所:  大阪・関西万博 フェスティバルステーション ステージ
登壇者: 隈研吾氏   建築家
     沖元太一氏  茅葺職人・株式会社Earth Building 代表取締役
     行方ひさこ氏 ブランディングディレクター、ラウロア株式会社、イトシマ株式会社 代表取締役
     増井太樹氏  公益財団法人阿蘇グリーンストック 専務理事

※席数に限りがございます。当日イベント開催30分前から先着順でのご案内となります。



■「共創で育む蒜山の草原、自然と人の関係性」
ネイチャーポジティブ(生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せること)の実現に向けて自治体、環境保全団体、民間企業が手を取り合って進める自然再生活動の経緯とこれからの展望について、ディスカッションします。

日時:  2025年8月15日(金)午前11時~12時
場所:  大阪・関西万博 フェスティバルステーション ステージ
登壇者: 伊藤敦哉氏 真庭市副市長(蒜山自然再生協議会副会長)
     日置佳之氏 蒜山自然再生協議会 会長
     谷山二朗氏 大成建設株式会社 副社長執行役員 サステナビリティ総本部長
     笹渕紘平氏 環境省 自然環境局

※席数に限りがございます。当日イベント開催30分前から先着順でのご案内となります。



その他、「ヨシ笛演奏」など各地域の様々なステージイベントを計7種、両日開催。
いずれも入場無料でございますので、ぜひお越しください。
【8月14日(木)】
■草原から未来へ~蒜山と真庭の恵み~
 日時:午後3時~4時

■草原と人と走る道~阿蘇から見つめる自然共生~
 日時:午後5時~6時

■阿蘇の雄大な自然を世界へ発信!
 応援隊長くまモンと一緒に盛り上げるマイナビ ツール・ド・九州2025
 日時:午後6時半~7時

■風と駆ける草原~阿蘇の文化と国際自転車レース~
 日時:午後7時~8時

【8月15日(木)】
■Touch&Reed~ヨシの音に触れる~
 日時:午後2時~3時

『見る(アート・パネル展示)』『触れる(ワークショップ)』

『見る(アート・パネル展示)』
蒜山・阿蘇・近江八幡での草原再生の取り組みや、資源を活用したアート作品などを紹介します。
パネル展示では3地域における、草原や湖の水辺を取り巻く現状とそれらを守る取り組みを〔生物多様性〕〔循環〕〔未来〕の3つのキーワードでご紹介します。
日時 :2025年8月14日(木)午前9時~午後8時
        15日(金)午前9時~午後5時
※期間中は常設で展示しております。


『触れる(ワークショップ)』
イベント開催中はススキやヨシを活用したワークショップを行います。
蒜山は「ホタルかご」・「茅の輪」づくりを、阿蘇は「ススキのミニほうき」づくりと「アロマ調香Lab」、近江八幡は「ヨシでつくるアート作品」を実施いたします。
日時 :2025年8月14日(木)午前9時~午後8時
        15日(金)午前9時~午後5時
場所 :大阪・関西万博 フェスティバルステーション
※イベント詳細につきましては、当日会場内でご確認ください。
 当日はオープン後、各ワークショップの整理券をお配りしております。整理券がなくなり次第受付終了となりますので、悪しからずご了承ください。


自然との距離が離れつつある私たちが、再び自然とつながりながら、どうしたら共生していけるのか。
持続可能な暮らしのヒントが見つかればと考えています。
8月14日(木)・15日(金)、大阪・関西万博 フェスティバルステーションにぜひお立ち寄りください。

主 催 : 岡山県真庭市・蒜山自然再生協議会
共 催 : 熊本県阿蘇市、公益財団法人阿蘇グリーンストック、滋賀県近江八幡市
企画・運営 : 株式会社阪急阪神百貨店
お問い合わせ先:0867-42-1033
        岡山県真庭市産業観光部産業政策課 前田/石賀
        ※開庁時間:午前8時30分から午後5時15分まで(土日、祝日、年末年始を除く)

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